鷲 eagle 2006 5 3
2006年5月2日のニュースでは、沖縄の嘉手納基地で、
F15戦闘機が着陸した際に、車輪が出ないで、
滑走路脇の芝生に乗り上げた写真が配信されています。
日本では、この事件が、多くの国民に話題となったようです。
話題は変わりますが、アメリカ国内では、
イラクからの撤退を、どうすべきか、大きな悩みとなっているでしょう。
確かに、政治的にも、軍事的にも、
撤退すべきか、駐留を続けるべきか、判断が非常に難しいと思います。
しかし、未来の歴史から言えば、
イラクからの早期撤退が正しいのです。
下記の象徴詩で言う「鷲」とは、アメリカのことです。
幸いにして、F15戦闘機は軽傷で、パイロットは無事でした。
「鷲」も、軽傷のうちに、イラクから撤退すべきでしょう。
鷲 eagle 2004 6 10
鷲は、大空から、地上にある獲物を見つけることができるだろう。
時には、魅力的な獲物を見つけるかもしれない。
しかし、問題は、その獲物が、大きくて重い場合である。
鷲は、それが、どんなに重くても、魅力的な獲物なので、
口にくわえて、大空を飛ぶのだろうが、
その時、どうするのか。
鷲には、二つの選択がある。
重い獲物を捨てて、自らの命を救うのか。
それとも、やがて力が尽きて、獲物をくわえたまま大地に落ちるのか。
しかし、鷲は、大空では最強の動物であるが、
地上に降りた鷲は、最強ではない。
陸には、陸の獣がいる。
鷲は、獲物を取られないように、必死に防戦するだろうが、
やはり、地上に降りた鷲は最強ではないのだ。
運が悪ければ、陸の獣に、獲物を取られた上に、
鷲は命を落とすかもしれない。
「燃える橋の上で、チェスをする男たち 2003 4 14」
燃える橋の上で、チェスをしていると、短期勝負にならざるを得ない。
何回も試合をするものではないが、チェスも気持ちよく勝つと、
やめられなくなってしまう。
あと、もう1試合ぐらいなら、大丈夫と、強気の人。
過去に燃える橋の上で、チェスをした経験があって、あわてている人。
野次馬も、たくさん、出ている。
火が消えてから、渡ると主張する人。
火が燃えている最中に行った方が勇気があると、他人の評価を気にする人。
マッチを渡したら、やはり火事になったと、冷静に観察している人。
(この地方は拝火教といって、火を信仰する宗教があったので、
マッチを渡せば、どうなるかは、初めから、わかりきっている。)
対岸の火事だと考えて、自分の家のリフォームに専念する人。